繋留流産発覚②

9月5日、夫と病院に行った。

繋留流産が確定した。手術日は8日。手術のための血液検査は前回済ませたので、今回は心電図検査をした。

 

通っていた病院では、手術は日帰りで行えるらしい。またネットでは、麻酔をする前の前処置が激痛と聞いていたけど、うちの病院では、全身麻酔をした後にそれもするので、基本的に痛みはないらしい。この点は良かった。

 

病院の帰り、仕事を休んでくれた夫の歯医者に急きょ付き添うことになった(一旦家に帰る時間がなかったので)。歯医者に行く途中に、気になる漢方の薬局を発見したので、歯医者の帰りに二人で行ってみた。そこで、漢方の先生に、いろいろ事情を話した。前から気になっていた婦宝当帰の話を聞いてみたら、ぜひおすすめしたいという話だったので、一本買ってみることにした。分量よりも多めに飲んで良いらしい。33歳以上だと、婦宝当帰に加えて別の漢方も同時に試してもらうらしいがまだ30歳ということで、一旦婦宝当帰のみで良いだろうということだった。300㎜で5200円。また、鍼灸にも興味があるという話をしたが、お金がかかるから、それより毎日スクワットとストレッチするだけで良いといわれた。スクワットとストレッチは日課にして、でも試しに鍼灸も行ってみようと思った。

繋留流産発覚①

9月2日。

 

産婦人科に行くと、いつもと違う先生の診察だった。

内診の台にのってみてもらうと、「あれ、あれ」と先生が言う。

「心拍が見えないなあ」という。

 

自分で見ても分かった。「診察室で詳しく話をしましょう」と先生がいう。

流産のことはネットで調べていたから分かった。これが繋留流産というものだと分かった。

 

先生は、「心拍が見えないのと、胎嚢の大きさも小さめだから、繋留流産の可能性がある。今週か来週家族と一緒に来て、そこで最終的に確定しましょう。もし流産ということであれば、手術をしないと、ある日突然大出血をして危険なので、手術もしたほうがよい」と言っていた。

 

家に帰って親・旦那に電話で連絡するとじわじわ悲しみが沸いてきた。おばあちゃんはまだ可能性があると信じているみたいだ。赤ちゃんがいなくなったのも、みんなをがっかりさせてしまったのもつらかった。

 

流産は6人に1人がなる。高い確率だ。初期の流産は胎児の染色体異常がほとんどの原因と言われる。しかし、私はそれに加えて、私の場合は、仕事のストレスと不健康な体にも原因があったと思っている。もともと貧血で、冷え性、食欲不振、頭痛など不健康な女性特有の体質があった。これを改善しないと、今度は妊娠できないかもしれない、妊娠しても流産するかもしれない、と思った。次に子づくり再開できるのは早くて3か月後だけれど、それまでに体質改善しようと決めた。

会社への報告②

9月1日。

前回の記事で書いたような内容で、今後、ますます本格化していく予算業務に耐え切れないと思ったので、時間外勤務、休日勤務は免除してほしいという母性保護の申請をした。母性保護の申請は妊婦から申請があれば、雇い主が守らなければいけないもの。

 

これを受けてようやく仕事の見直しをすると言ってくれた。前回報告した際に、妊婦だといえば、当然休日勤務や長時間残業は考慮してくれると思っていたのが間違いだった。ときはもう戻せないけれど、最初から申請しておけばよかった。わかってくれると思うのは間違いのようだ。一方で、自分の後輩や部下が妊娠した時には、進んで母性保護の話を私からしてあげたいと思った。

この翌日、繋留流産が発覚した。

会社への報告①

母子手帳をもらった翌日、会社(上司と室長)にも報告した。

報告するのは時期が早いと思うけど、これから予算業務が本格化する中で、周りに迷惑をかける可能性があると思うので、先に報告したほうが良いと思って言いました。もし、経過が順調であれば、冬には後任や引継ぎ等も検討してほしいという話もしました。

 

上司からは、無理をしないように、無理な部分はカバーするので言うように、ただし、仕事量は減らせないといわれました。

 

無理だと思うまで頑張らなければいけない、これを無理と言ったらわがままになるのかどこから無理かよくわからない、仕事量は減らせないので一旦「私の仕事」として振られたものをほかの人に頼まなければいけない、妊娠の事実を知らない同期からは後輩のサポートに手が廻っていないことに対してきつい言葉をかけられる、、、この日か流産が発覚する2週間後まで、身体的にというよりも、精神的につらかった。妊娠中だからホルモンの影響等で余計にそう感じてしまうのかもしれないけれど、次妊娠したら、経済的な不安がなければ仕事辞めたいと思うようになった。

 

産婦人科受診③

8月18日木曜日

両親への報告も済ませ、のんびり休暇を兼ねた帰省からかえってきた。

 

産婦人科を受診するも、特に異常はなかった。6週目と0日。

 

ほとんどの人は、これくらいの週数で初めて産婦人科に来るんだよ、と先生は言ってた。早い人だと心拍が見える場合もあるが、まだ見えないね。次は2週間後に来てください、母子手帳ももらってきてねと言ってもらえた。

 

このときまでは、赤ちゃんは無事に育ってくれていたんだと思う。

 

産婦人科受診②

8月9日、会社の昼休みの時間帯に産婦人科受診。無事に胎嚢が確認できた。良かった。

初めてのエコー写真をもらって感動しました。

 

少し出血気味であったことから、薬を処方してもらいましたが、昼休み明けに室長報告案件があったことから、一旦帰社。17時から薬局に行き処方された薬をもらう。その後、19時から打ち合わせがあったため、再度帰社。この日は暑い暑い日で疲れた。

この時期は、切迫流産だとも、安静にしなさいとも言われなかった。けど、今思えばこの時期の仕事も身体的・精神的に負担をかけていたのかなぁと反省。初期の流産の原因は殆ど胎児側だと言われているが、今度妊娠したら、絶対もっと慎重に行動しようと思う。

妊娠発覚~産婦人科受診①

私たち夫婦は、交際して7年目の昨年の7月末に入籍をして、今年の5月末に結婚式を行いました。30歳になる私たちは、結婚式が終わったら、子どもが欲しいねという話をずっとしていました。 

 

妊娠が分かったのがそれから約2か月後の8月5日。その数日前から少し出血があり、生理が始まったかなぁと思っていましたが、出血の量が少ないこと、基礎体温が高いままであったことから、妊娠検査薬を使用してみたところ、陽性反応がありました。

 

翌6日土曜日、初めての産婦人科へ。ただし、この時点では、4週目と2日ということで、まだ胎嚢は見えませんでした。ただし、尿検査では陽性反応が出てるということで、それだけでも嬉しかったです。先生からは、まだ早すぎるから胎嚢が見えないだけと思うが、万が一子宮外妊娠の可能性もあるから9日火曜日に再度受診するようにと言われました。